旅立ち

週末は祖母の四十九日の法要でした。

 

ところが、前日にご縁のある方が亡くなったとの知らせ。

突然の訃報に、ご家族はどんなに胸を痛めたかと…。

 

そして月曜日、中学時代の友人が亡くなったと

お母様からの電話があった。

大学を卒業して3年目位までは、会う機会もあったけど

その後、私も引越しなどが多く、いつの間にか年賀状で

近況を伝え合う程度になっていました。

 

私が和歌山に引っ越した後、乳がんが見つかったそうです。

手術後、元気にしていたけど3年前に再発しいわゆる全身がん

の状態だったとのこと。

 

自然療法家、セラピストとして自分にできることは無かったのか?

自問自答し、どうして機会を作って会わなかったのだろうと

後悔の念が沸き起こりました。でもそれもエゴかもしれない。

なにか出来たかも?!と思うことが思い上がりなのか?

涙と共にいろいろな感情が流れました。

 

子供の頃、孤独・疎外感を感じていた私は、人に心を開くことが

できなかった。小学校・中学時代は特に辛く、自分の居場所をどこにも

見つけられなかった。

そんな時、クラス替えで一緒になった彼女は私の後ろの席。

私の心のガードをすり抜けて来てくれたんです。

 

今思えばとても救われました。楽しい1年でした。

 

もっと、沢山話したかった。また会いたかった。

過ぎたことを悔やんでも仕方ないけど、悲しみを感じていてもいいよね。